予測の精度の評価
- komantarebusland
- 2018年8月14日
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予測の精度の評価
■予報誤差
・平均誤差(ME)とは、予報値Fiと実況値Oiの差の単純平均であり、量的な予報値の評価に用いられる。絶対値が小さいほど誤差は小さいが、正負が相殺しあうので、ME=0であっても予報誤差が0とは限らない。

・二乗平均平方根誤差(RMSE)とは、予報値と実況値の差の二乗平均の平方根である。量的な予報値の評価に用いられ、値が小さいほど予報誤差が小さい。

■注意報・警報の評価
発表せず・発現せずは評価対象外とする。

・用語の説明
注意報・警報の的中率:

注意報・警報の空振り率:

注意報・警報の見逃し率:

持続予報:現在と同じ天気状態が予報対象期間中も持続するとした予報の事。他の予報を評価する際のベンチマークとして利用する。
気候値予報:予報対象期間中の天気状態が、気候値(平年値)と同じであるとした予報である。他の予報を評価する際のベンチマークとして利用する。
■2×2分割表
降水の有無(1㎜以上の降水の有無)の制度評価の分析に用いられる。

※N=A+B+C+D
・用語の説明
的中率:

空振り率:

見逃し率:

捕捉率:

スレットスコア(TS):予報・実況がともに「なし」のケースを除外した的中率のことである。1~0の値をとり、1に近いほど予報精度が高い。

ブライアススコア(BS):降水確率予報値(100%を1.0とした値)に対して実況で「降水無し」を0、「降水有り」を1とし、予報値―実況値(1か0)の差の2乗の平均である。降水確率予報の評価に用いるもので、値が小さいほど精度がよい。

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